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2006年4月5日(水) 卒業式

卒業式
<ブログと同文>

今日は姪っ子の卒業式だった

当初は4日の予定だったのだけど、校長先生の都合上今日になったらしい
でも、ありがたい事に代わりはないよね

だって、たった一人のために行われた授与式なのだから

朝、シトシトと小雨降るなか
礼服に着替えた弟夫婦はそわそわと出かけていった
校長室に入ると、教頭先生方もそこにおられて
それに、なんと移動していた当時の担任の先生もまたこちらに帰ってきてたらしい

お世話になった先生に送り出して貰えることができたんだよ

弟は最初 『俺は今日は絶対泣かんぞ!』って言ってたそうな
ところがこの思わぬ偶然に もう涙腺全開だったそうな

担任の先生も 自分も送り出せて本当に良かった!って

そして、たった一人の為の卒業式は厳粛な空気の中で
無事終えることができたさ

その間、あまりの厳粛モードに嫁さんは写真も撮るのを躊躇ってしまったとか
でも、1枚でもいいから欲しいなぁ と校長先生に頼んだところ
お〜〜 そうだね!写真撮りましょう!って
またゴソゴソ準備して、記念写真を撮ってくれたそうだよ

もう 感謝以外の言葉がないよね

そして涙 涙で 弟は嬉しそうに娘の卒業証書を会社に持っていったって(^m^)
みんなに見せたかったんだねぇ

私も、何かしてあげたいなぁと考えてたのだけど
可愛いお店であれやこれや見ながら・・・
あっこれだ!と思った
それは 腕時計

私は自分の娘や甥・姪に 中学へ上がると時計をプレゼントしてたの
中学では腕時計をしていくから
だから、彼女にもこれを贈ろうって決めたよ
だって・・・
本当なら彼女は4月から中学生なのだから

お空の上で きっと中学生の彼女が居る
そう思って、女の子らしい彼女の好きな色の時計を探した

それから、家に帰って
私はゴソゴソと洋服ダンスを探して・・・出してきたのは
中学校の制服
娘のお下がりだけど、
私は彼女の手術が成功して、元気になって 
走ることも何でもできるようになって
地元の中学へ通えるようになったら
この制服を洗い替えでもいいから使って貰おうって

ずっとそれを願い、娘の制服を誰にも譲らずに残して置いた
その制服を今、彼女に贈ろうと思った。

当然 袖とか刷れているけど でも、そのつもりで残した物だから

それともう一つ
何か記念になるような写真を作りたかった
そう思いながら堤防を車で走っていると?

お〜〜〜〜♪なんと桜が咲いていたんだよ
若い桜の木が 雨の中で蕾を開かせていた

凄く綺麗だった
枝はまだ細くて、大雪で折れてたりしてたけど
その枝一杯に蕾をつけて花を咲かせていたんだよ

これっきゃない!
そう思って小雨のなか写真を撮ったさ
そして、家に帰り、彼女の写真を探した
それを桜と合成して 1枚の写真に仕上げたさ

急いで作ったから完璧じゃないけど
でも、若い今年の桜! 彼女にピッタリだと思った

そして、夜、
その写真と時計と チューリップの花束と
中学の制服を持って会いに行ったさ

じぃちゃんにも見せたら 泣きだしてしまったよ
嬉しいなぁ ありがとうなぁ って

麻由も喜んでくれたかなぁ
空の上で 制服着てくれるかなぁ
腕時計して、学校へ通いたかったよね

貴方の笑顔は 今もずっと みんなの心の中で
大切な宝物になっているよ!

ずっと・・・・ずっと・・・・
いつも 一緒だよね

2006年4月5日(水) No.455

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